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本製品では、一般的な振動診断で使用されている設備の振動状態の変化や特徴を確認する事に用いる簡易診断機能と装置に組み込まれている軸受のきず、フレーキングの発生状態を診断する精密診断機能が搭載されております。
<簡易診断機能>
設備の振動状態の変化や特徴を確認することができます。
<軸受精密診断機能(ACOUS NAVI for Bearings 搭載)>
診断を行いたい軸受の呼び番号と回転数を入力すると、軸受のきずやフレーキングの発生状態を自動で診断します。
当社製の標準軸受のデータベース(約5000品目)が収録されていて、面倒な計算や設定は不要です。必要な情報は、軸受呼び番号と回転数のみです。
※他社製軸受については、各社が公開している「パルス発生周波数」を入力することで診断が可能です。
また、装置によって異なる問題となる損傷度合いについて判定レベルを3段階で設定する事が可能です。
振動測定(O.A.)や周波数分析(FFT)、時間領域波形(WAVE)、軸受精密診断の各測定条件を任意に設定し、測定することができます。個々の設備の測定などにお使いいただけます。
「振動測定(O.A.)~ 周波数分析(FFT)~ 時間領域波形(WAVE)~ 軸受精密診断 ~ 保存」 を自動で一括して行なうことができます。自動測定モードでは、測定する前に保存先・軸受診断条件を設定するのみとなります。測定開始後、約30秒後には、設備の振動分析結果と軸受診断結果を得ることが出来ます。定期的な巡回点検などにお使いいただけます。
「High、Medium、Low」の3つの判定レベルから、診断する機械設備に応じて任意に選択する事が出来ます。(初期設定は、High(高感度)の設定としております)
※画像はイメージです。
軸受精密診断で保存した保存データを使って再診断する事ができます。再診断では、診断条件(軸受呼び番号や回転速度など)を変更することができますので、再度現場に行って、振動測定をやり直す必要はありません。
例)軸受内輪軌道面にきずがある軸受を診断した場合
軸受呼び番号:7000A、回転速度(内輪回転):1000min-1
初回診断
(間違った呼び番号と回転数を入力)
軸受呼び番号:6002
回転速度(内輪回転):1300 [min-1]
再診断
(正しい呼び番号と回転数を入力)
軸受呼び番号:7000A
回転速度(内輪回転):1000 [min-1]
保存したデータを設備・機械・部位ごとに整理し、振動値を時系列で傾向管理することができます。
保存されたデータから使用するデータを選択することで、設備診断報告書を自動で作成することができます(Excelフォーマット)。
測定する順番が予め決まっている場合には、PCで巡回ルートを設定し、振動測定・診断アプリケーションにデータ送信することで、測定時に毎回決められた順番に計測点を表示させて、結果を保存することができます。
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■導入メリット
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